ただのみょみょBLOG

アメリカ生活、英語学習、発達障害、ゲームなどなど。

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コロナの影響で化粧と白髪染めを手放した話

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 コロナウイルスの流行後、ほとんど家から出ない生活になりました。

引きこもり生活に拍車がかかっている中で、私は白髪染めと化粧を一切やめてしまいました。

メイクをやめたこと、ヘアカラーをやめたことについて、思いをつづってみようと思います。

白髪染めってそもそも必要?

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白髪染め=マナーという価値観との出会い

わたしは、日本の高校で養護教諭をしていました。養護教諭はいわゆる「保健室の先生」のこと。保健室の中で、毎日いろんな高校生と関わり続けていました。

 

そんな関わりの中で、ある女子生徒が衝撃の一言を発しました。

「白髪染めもしない○○先生ってだらしないよね。白髪染めってマナーじゃん!」

そうなの??白髪染めってしなければならないことだったの???

 

私の母は白髪染めをしない人でした。物心ついた時には、すでに母の頭には白髪があったと思います。年を取るにつれて、母の白髪は増えていきました。私はそれを見て、何の疑問もなく受け入れて育ちました。

 

白髪染め=マナー」という文化に生まれてはじめて出くわしたのが、その少女の言葉でした。成人女性のメイクはマナーとしてしぶしぶ受け入れていた私でしたが、白髪染めも果たして本当にマナーなのでしょうか?いや本当にわからないのです。でも周囲の女性を思い浮かべると、白髪交じりで働いている女性の先生がほとんど見当たりません。みな黒か茶色に染めている様子。・・・白髪染めって、やっぱりマナーだったのでしょうか?

白髪染め生活突入…

30代の半ばになり、わたしにも白髪が目立ち始めました。そこで頭をよぎるのはあの女子生徒のセリフです。「白髪染めはマナー」という呪いの言葉を思い出し、なんとなく「そうなのかもな…」と、私は美容院で初めての白髪染めを体験しました。

その後、ショートカットだった当時の私は、ヘアカットのたびにカラーも一緒に行う生活に突入していったのです。

コロナ騒ぎで白髪染めをやめたこと

30代の半ばからなんとなく始めた白髪染め。アメリカに来てからは、自分で染めるようになりました(美容院が高いし仕事をやめてしまったし…)。

コロナで子どもたちとほぼ家で過ごす日々になり、私はなんとなく白髪染めをしなくなりました。人と会わないから必要がない、ということもあるのですが、「白髪染め=マナー」ということへの疑問も強く感じたままだったのです。

命を守る行動が最優先されるときに、髪に色を染めることに何の意味があるのだろうと本気で考えるようになりました。「ヘアカラーを二度と再開しません!」という強い意志があるわけでもないのですが、今は髪染めの必要性を感じないので、白髪染めをやめたままにしてあります。

マスクの下にメイク、する必要ある?

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 アメリカの女性のメイクについて

アメリカ生活をはじめておどろいたことなのですが、こっちの女性はあまりメイクをしていません。グロッサリーストアで買い物中、しっかりメイクをした人はあまり見かけません。娘たちの学校の女性教員も、メイクしている人としていない人が半々くらいです。

日本では「成人女性は外に出る時メイクしていなければならない」くらいの圧力を感じていたのですが、アメリカでは「メイクはしたければするもの」くらいのものに、私には見えました。

もともとメイクはしぶしぶしていた私です。服を着るのと同等の必須事項だと素直に思い込み、最低限のファンデーションと口紅だけをしていました。でもアメリカでは、メイクはどうやら義務じゃないのです。その空気を感じ取った後は、日本人に会うとき(笑)や英会話教室に行くとき以外、ほぼ化粧をやめてしまいました。

コロナでマスク生活になり…

 コロナ騒ぎが起こる前までは、アメリカ人にマスクをつける習慣は一切ありませんでした。日本から来たばかりの子どもが学校にマスクをしていくと、他の生徒からめずらしそうにジロジロ見られてしまうくらい、こっちの人にマスクはなじみがなかったのです。

奇異の目で見られたくないので、ちょっとくらい咳が出てもマスクは着けられませんでした。

それがコロナで「店に入るときはマスク必須」という生活に様変わり!アメリカでも、まるで日本の学校のようにみんながマスクをするようになりました。

 

外に出るたびマスクをして、顔をほとんど覆ってしまうことに。頑張ってメイクしたって誰にも見えません。それでわたしはさらに急激に、化粧への意欲を無くしました。

現在は、一切メイクをやめてしまいました。

近藤サトさんに共感

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 わたしが白髪染めに感じていた疑問を膨らませるきっかけになったのは、アナウンサーの近藤サトさんのインタビューを読んだことでした。

fujinkoron.jp

彼女は東日本大震災のさ中、髪を染める行為が無駄ではないのかと感じ始めたのがきっかけで、グレイヘアにしたそうです。年齢にあらがうのではなく、年相応の美しさを身に付けること、内面の充実を図ることなどを意識するようになったとのことでした。

この記事を読み、「白髪染めはマナー」という価値観が再び崩れ始めました。白髪染めっていったい何なのだろう、本当に必要なことなのだろうかと、また自分に問い直すことを始めました。

そして今

コロナウイルスのパンデミックという今までの人生で初めての大事件の中、私の生活は簡素化しました。

メイクはいらない。

白髪染めもいらない。

もともと好きでしていたことではないのです。本当に自分に必要なものなのかどうか問い直し、心地よく暮らしていけたらと思います。