Raina Telgemeierさんの『GHOSTS』を読んだので、紹介します。
Rainaさんはアメリカの子どもに大人気の漫画家・グラフィックノベル作家です。私は今までに、彼女の作品である『Smile』や『Sister』、そして『Guts』を読んできましたが、今回は『Ghost』に挑戦しました。
内容や感想、読みやすさなどまとめてみます。
『GHOSTS』の概要
タイトル:Ghosts
筆者:Raina Telgemeier
出版社:Graphix
Rainaさんは、自分の子どもの頃のことを漫画にした作品を多く出版しています。私が今までに読んだ『Smile』や『Sister』も、Rainaさん自身を主人公にした物語でした。
しかしこの『GHOSTS』にはReinaさん自身は出てきません。実話ではないという点で、他の作品とはちょっと毛色が違うなあと感じました。
『GHOSTS』の難易度
とても読みやすいです。漫画なので文字が少なく、情報は絵でかなり理解できるので、多少わからない単語が出てきてもあまり気にせず読んでいけます。
私は2時間くらいで読み通すことができました。
主人公の妹がCystic Fibrosis(嚢胞性線維症)という病気で、医学用語が出てくるとちょっと難しかったです。
『GHOSTS』の感想
遠くに引っ越しをした姉妹が、新しい土地で何とGhostに出会います!!お化けが怖くてたまらない姉のCatと、お化けと出会えて大喜びの妹Maya。
新しい土地で新しい友人と出会い、Catは成長していきます。そして、お化けたちとの交流を通して、とてもとても大切なことを学んでいきます。先天性しかも進行性の病気を持った妹について、不安をいつも抱えている主人公が、お化けたちとの交流から視野を広げて強くなっていくシーンは、読んでいてジーンときました。
生きるということ、生きているということについてちょっと深く考えさせられた一冊です。
相変わらずRainaさんの描く少女期のお話はリアルで、心の琴線に触れるお話でした。
まとめ
Raina Telgemeierさんの『GHOSTS』を読んだ感想などをまとめてみました。ちなみに、次の本もおすすめです。