Kimini英会話をはじめて9か月になります。最近わたしは、発音コースの45レッスンを終えました。
そこで、Kimini英会話の発音コースはどのような内容なのか、レッスンを受けた結果どのように自分の発音が変わったかなど、わたしの体験をお伝えしていきます。
発音コースを学んでよかったこと
発音記号1つ1つの音を理解した
わたしは今まで、発音記号を見る習慣がありませんでした。単語を見ながら音声を聞いて発音してみて、なんとなく音を覚えるようにしてきました。
しかし今回、発音コースを通して、ひとつひとつの発音記号を学びました。その過程で、今までわたしはどれだけ発音を分かっていなかったのかが、よくわかりました。
例えば、わたしは今まで、ʃ の音と S の音の差を知らずに英語を使っていました。しかし講師に「she」と「see」の違いを指摘され、初めて二つの音が違うことを理解しました。
また、日本語の「ア」っぽい音には、「æ、 ʌ、ɑ」とたくさんの発音記号があります。わたしはそれぞれの「ア」を意識して分けて覚えていなかったので、どの単語にどの「ア」を使うのか、まるで把握できていなかったことに気付きました。今後は単語と出会うたびに、どの「ア」なのか確認しながら覚えていく必要があるようです。
英語の発音の全体像が分かってきた
ひとつひとつの発音記号を学びながら、英語の発音の全体像がなんとなくわかってきました。
フォニックスドリルの効果で、スペルごとに対応した音があって、スペルを見ればある程度音が分かるようにもなってきました。
文章を読むときのアクセントを意識するようになった
単語だけでなく、文章を読むときのアクセントにも注意するようになりました。
英文を読むとき、わたしはついつい日本語を読むときのように平坦に読んでしまっていました。
しかし、発音コースを通して、音の強弱のつけ方も継続して学べたので、今は英語を音読する際には、アクセントも意識しながら読めるようになってきました。
定期的なテストのおかげで緊張感を持ちながら学習できた
Kimini英会話の発音コースでは、4レッスンが終わるごとにテストのレッスンが入ります。どれだけ発音を身に付けているか、講師にチェックしてもらいます。
テストがあったおかげで、復習を熱心に行うことができました。もしテストがなければ、レッスンをだらだら受けてしまいそうですが、「テストに受からなきゃ」と思うことで復習の発音練習に身が入りました。
発音コースのあまりよくなかったこと
発音コースは講師の力の差が大きいかも
わたしは、オンライン英会話の講師にはあまりこだわりがない方です。極度に雑談嫌いの講師や回線の重い講師でなければ、基本的には楽しくレッスンできています。
ただ、発音コースに限っては、講師選びに気を使いました。わたしの出す音が正しいかどうかきちんと聞いて、訂正してくれる人を選ぶ必要があったのです。
全く音を訂正してくれない講師もいました。しかし訂正されないと、わたしは自分の音の間違いに気づけません。なので、わたしの発音に注意を払ってくれて、違うところをこまめに指摘してくれる人を選ぶようにしました。
ある日、発音に関していちばん厳しいお気に入りの講師が、「あなたは口の開きが小さすぎる。もっと大きく口を開くように。」とかなり厳しく指導してくださいました。それを真に受けて必死で口を開けようとしましたが、今まで大きく口を開ける習慣のなかったわたしには、あごの負担が大きすぎました。あごが痛くなって現実的ではないと思い、途中から「大きな口を開けて!」とは要求しない、少しマイルドな講師にチェンジしたのでした。。。
こんな感じで、自分が耐えられる範囲の中で、厳しく細やかに指導してくれる講師を選びながら、コースを最後までやり通しました。
雑談する隙がない!
発音コースは、最初から最後まで発音練習をするのみです。ひたすら音の出し方を特訓します。わたしはオンライン英会話の「雑談」がいちばん好きなのですが、発音コースのレッスンでは、ほぼほぼ雑談を楽しむ隙がありません。
なので、他のコースに比べると、レッスン自体があまり楽しくありませんでした。。。
発音コースのレッスンの流れ
発音コースのレッスンの流れをご紹介します。
Tipsで、音の出し方を知る
そのレッスンで学ぶ音について、出し方を教わります。実際にその音を出してみます。
Phonics Drillで、スペルと音の関係を学ぶ
Phonics Drillでは、スペルと発音の関係を学びます。このフォニックスドリルのおかげで、スペルを見ただけでなんとなく発音のできる単語がだいぶ増えました。
Word Practiceで単語の中のその音を学ぶ
次は、実際にその音が単語の中でどのように発音されるのか、学びます。
音を単体で出すことは簡単でも、単語の中に入ると急に発音しにくくなるものがあることなど、発見が多かったです。特に、二重子音の発音にはとても苦労しました。
Sentence Practice, Tongue Twisterで、文章の中のその音を学ぶ
次には、Sentence Practice,とTongue Twisterを利用して、文章の中でその音の出し方を学びました。
特にTongue Twisterは難しくて苦労しました。「英語の発音練習は筋トレと一緒」と思いながら、こつこつと早口言葉の練習をしました。
Stress and Intonationで音の強弱を練習する
Stress and Intonationで、イントネーションを意識しながら文章を読む練習をしました。
講師のお手本や音声教材の強弱をまねしながら、音読を繰り返しました。自分で思う以上に派手(?)に強弱をつける必要があるのだと、わかってきました。
まとめ
以上、わたしがKimini英会話の発音コース45レッスンすべて終えての感想を紹介いたしました。
結論として、Kimini英会話の発音コースはぜひともおすすめできます。英語の音をひとつひとつ丁寧に学び直せるので、英語の発音学習を考えている方は、ぜひKimini英会話の発音コースを無料体験してみてはいかがでしょうか。