オンラインで人狼ゲームを楽しめる人気アプリの人狼ジャッジメントですが、こちらには『ネタ部屋』と呼ばれる部屋がにあります。
以前わたしは、ネタ部屋でよく見かける遊び方をいくつか紹介しました(危機一髪部屋、エピソード部屋など)。
今回は、ネタ部屋(ネタ好き歓迎部屋)では実際に何が行われているのか、実態を徹底的に調査してみました。
- 人狼ジャッジメント・ネタ部屋の調査方法
- 部屋で何をしているか調べた結果
- 雑談部屋、目的のない部屋をちょっと公開
- 脳死部屋・殺し愛部屋などをちょっと公開
- 推し語り部屋をちょっと公開
- その他の個性的な部屋をちょっと公開
- まとめ
人狼ジャッジメント・ネタ部屋の調査方法
- 調査日時:2020年 6月20日(土)~21日(日)
- 調査法:全国対戦の、ネタ好き歓迎部屋のうち、観戦許可にしている部屋に入り、人数・配役・「部屋のルール」などを確認
- 調査対象:82部屋(ネタ部屋・観戦許可になっていたところのみ)
ネタ好き歓迎で建てている部屋に入り込み、配役やルールを見て、何をしているのか調べていきました。
部屋主が書いた「ルール」に基づいて、何をする部屋なのか判断しました。
部屋で何をしているか調べた結果
わたしがネタ部屋を82部屋覗いててみた結果、半数以上が「雑談・目的なし」のお部屋でした。過去にわたしがブログの記事にしてきたネタ部屋は、ルールがあって何らかのゲームが行われること前提のお部屋ばかりでしたが、実際「ネタ好き歓迎」では、しっかりとした目的があるわけでなく、なんとなく人が集まって、会話をして過ごしていることが分かりました。
また、部屋主さんが「雑談部屋」と言い切っているお部屋は、部屋の人数を最大限の20人に設定しているところが多かったです。ゲームをスタートさせず、メンバーが集まるのを待っている状態で、和気あいあいお話していました。
次に多かったのが、いわゆる「脳死部屋」です。脳死部屋の募集人数は10人くらいが主流でした。そして基本たくさんの役職が盛り込まれています。「考察をしない」というのが、脳死部屋の重要ルールのようです。普段はガチ部屋で精神をすり減らしながら遊んでいるジャッジメント民が、頭を空っぽにして息抜きするには持ってこいのお部屋なのかもしれません。
脳死部屋は、部屋ごとに細かな投票ルールが存在することもあるので(必ず愛する人に投票しなければならないなど)、初めにしっかりルール確認することが必須です。
その次に多かったのが、「推し語り部屋」です。これは昔は見かけませんでした。最近の流行なのでしょうか。
その他、昔からある「危機一髪部屋」や「なり切り部屋」も見かけました。また昔は「RPする前提のお部屋」がいっぱいあった気がするのですが、今回調査しているときには「RPしてもしなくてもいいよ~」って感じで、方針は集まった人と決めていくスタイルの部屋が2つあったことが印象的でした。
雑談部屋、目的のない部屋をちょっと公開
雑談部屋や、特に目的を決めていない部屋のルールを拾ってきました。
部屋ごとに色がまるで違って面白いですね。
部屋が荒れないように、はじめにしっかりルールをお話しする部屋主さんや、むしろ荒らしを待っている部屋主さんまでいます。
人狼ジャッジメントは人気アプリでいつでも人がいるので、ちょっと会話をしたいときに利用している人がたくさんいる様子です。
脳死部屋・殺し愛部屋などをちょっと公開
脳死部屋は、ルールきっちりなところとゆるやかなところがあるようです。
とりあえず殺傷能力使っちゃえ!!な気軽な部屋と、細かい投票ルールのあるところと部屋によりけりです。
クリスさんのお部屋は、建てた回数1741回に対してゲームがスタートした回数が49回とのことで、ゲームはめったに始まらないみたいです。
脳死部屋も、ゲームメインというよりは、集まった人との交流を楽しむのが目的なのかもしれません。
推し語り部屋をちょっと公開
最近はやりの推し語り部屋のルールを集めてきました。
入室時に推しを申告し、推しが天から降りてきてくれたら一緒に幸せに過ごす、というのが流れなのでしょうか?
わたしの調査時には、カップルの成立しているお部屋はなくて、2人でそれぞれの推しについて語っていたり、好きなシチュエーションを語っていたりと、まさに「推し語り」な様子を眺めることができました。
その他の個性的な部屋をちょっと公開
今回調査した中で、気になった部屋のルールを3つ選んでみました。
まずは「饒舌1ヶ月生活」。
配役は、饒舌な人狼2人と饒舌な狩人4人です。投票ルール、狩人の守り先ルールを徹底して、30日間誰も死なないように、計画的に過ごすようです。黙々と決められた作業をしながら饒舌ワードを大量に確認するという、他にはない経験ができそうですね。
次に気になったのが、「逆村風!危機一髪」。
危機一髪部屋は、狼の噛みだけでゲームを進めるお部屋です。罠師を配置し、狼はうまく罠を避けて噛めるかどうかで勝敗が決まります。
しかし調査中に見つけた部屋は、逆村風とのこと。暗殺や魔女など、夜に人を殺せる市民側の役職が入っています。ここでは、夜は村側が狼を探して殺しにかかります。狼を当てられず弾切れになったら、人狼側の勝ち。たいてい危機一髪は人狼だけがワクワクドキドキなのですが、逆村風の危機一髪なら市民側がワクワクできて、なかなか楽しそうです。
下のリンクでは、一般的な危機一髪部屋のルールなどを詳しく説明していますので、よかったらチェックしてください。
https://www.tadanomyomyo.net/entry/2019/03/08/025049
まとめ
というわけで、2020年6月の、人狼ジャッジメントのネタ部屋の様子を徹底的に調べてみました。
よかったら、ぜひネタ部屋にも足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。